2017年8月20日日曜日

Collins KWM-1

コリンズのトランシーバー KWM-1。

CCA (Collins Collecters Association) によれば、KWM-2/2Aは約26,000台が生産され、KWM-1は約1,150台との事。入手した個体は過去の所有者により手が加えられていますが、生産台数を考慮すると致し方無いでしょう。

2017年8月11日金曜日

Collins KWM-2A - CW Operation 2

KWM-2AでCW運用をスムーズにするためには、以下の2つの方法があります。

1. BFOに455.8KHzを追加、サイドトーン周波数を800Hzに変更、CWフィルタ増設(必須)
2. BFOに455,8KHzを追加、サイドトーン周波数を800Hzに変更、455.0KHzを注入、CWフィルタ増設。

オプション1はサイドトーンによる従来の方式ですのでCWフィルタの増設は必須となります。オプション2はキャリア注入方式で、既存のBW 2.1KHzのフィルタでも運用はできますが、やはりBW 500Hz程度のCWフィルタを増設すべきでしょう。

InradのBW 500Hzフィルタ、455.0KHzと455.8KHzのクリスタルと必要なパーツは入手済みで、あとは気力と体力ですが、さて、いつになりますか。

2017年8月6日日曜日

Collins KWM-2A - CW Operation 1

KWM-2Aは、32S-3以降の様なキャリア注入ではなく、1750Hzのサイドトーンを使用しているため現実的にはSSB専用機となりますが、これを何とかしたいと言う訳。

まずは手持ちのエレキーをプラスとマイナスキーイングの両方に対応する様にします。

エレキーはマルツが販売しているOIKey-F88。これにトランジスタ、ダイオード、抵抗 x 2からなる回路を追加。

2017年8月2日水曜日

Collins KWM-2A - VFO Stabilizer

KWM-2AのVFOは現行機とは違い、ドリフトするのがデフォルトですので、エフアールラジオのPTO LOCKにて低減。

PTO LOCKは、英cumbria designsのX-LOCKをベースに70-K2 PTOへアレンジしたものです。特殊なパーツは使用していませんので自作も容易でしょう。

2017年7月29日土曜日

Collins KWM-2A - V4b Zener Mod.

Collins KWM-2Aは旧機種だけあって、オリジナルに拘わらなければ、改造を含めて手を入れるのがまだ楽です。

KWM-2AのV4b (6AZ8) のカソードにはA&Bの2Wの抵抗 R20とR47がパラ接続されてTR +275Vが加えられていますが、発熱により抵抗値の上昇を招くことが知られており、5W以上の抵抗に置き換える事が薦められています。しかしながら、V4bのカソード電圧を18Vのツェナーで規制してしまえば発熱は少なくなり、動作も従来通りとなります。


KWM-2A、312B-5、516F-2を並べてみました。マイクは手前が Collins SM-3、後ろが Electro-Voice EV664です。

2017年7月13日木曜日

Evgeny Mravinsky

ムラヴィンスキーのチャイコ 6番。

Tschaikowsky Sinfonie Nr. 6
    Jewgenij Mrawinskij - Leningrader Philharmonie
 独GRAMMOPHON 138 659 SLPM


2017年7月8日土曜日

Collins KWM-2A Maintenance - Completion

KWM-2Aのメンテナンスもほぼ終了となり、最後に定番の送受信時の周波数ズレ対策を実施。

KWM-2A、312B-5のVFO (PTO) への供給電圧は送受信で変化し(受信時174V、送信時154V)、これによる周波数変位は39Hz。これを150V 5Wのツェナーで供給電圧の変動を抑えます。

KWM-2A

312B-5

この対策により、送受信時共に供給電圧は158V程度となり周波数変異はほぼ無視できるレベルとなります。



Kenwood TS-590SGと並べて見ると、時の流れを感じさせられます。

2017年7月2日日曜日

Collins KWM-2A Maintenance - 3

Instruction Bookの4.5 Field Adjustment Procedures 4.5.3〜4.5.10までを実施。各バンドの出力を測定すると、3.5〜21MHz帯は100W以上、28MHz帯では80W以上と規定通りの出力が得られています。


上はKWM-2A用の保守部品。古い機器はどこが悪くなるか分からず悩ましい所です。結局は入手し難い部品や、入手に時間の掛かる部品を集める事になるのは致し方ないでしょう。

2017年6月29日木曜日

Collins KWM-2A Maintenance - 2

抵抗値測定に続き電圧測定を行い、一部の部品交換を実施。


Sメータ、ALCメーターのゼロ点ドリフトなど不具合は完全に解消されていませんが、とりあえず稼働出来る状態になっています。

2017年6月21日水曜日

Collins KWM-2A Maintenance - 1

真空管ソケット各ピンの抵抗値 (Tube Socket Resistance)測定。

KWM-2Aでは問答無用で交換を推奨される抵抗、コンデンサーがありますが、事前に真空管ソケット(V1〜V17) 各ピンの抵抗値を測定し、劣化の当たりを付けておきます。Collinsの機器、特にSラインやKWM-2/Aはメンテナンス情報が多いため、大変助かります。